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ドリカム中村正人さんが1日10回の腕立て伏せで人生を変えた話

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ドリカム中村正人さんが1日10回の腕立て伏せで人生を変えた話

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ドリカム中村さんの FM 放送で聞いた忘れられない話

 

私はふだん車ではラジオをかけています。

 

だいたいは FM 放送。

英語の番組をやっている時間帯なら NHK ラジオ。

 

たいていはただ流している、という感じです。

 

今日はそのラジオで聞いた、どうしても忘れられない話を紹介します。

 

 

「腕立て伏せを毎日10回やりなさい」

 FM ラジオで聞いた忘れられない話です。

 

ドリカムの中村正人さんが 番組でサラリと話したこんなエピソードです。

 

中村さんは子どものころ気管支が弱くて、ぜんそくに苦しんだそうです。

 

それを見た中村さんのお父さんは

「それなら胸を鍛えればいい。毎日10回腕立て伏せをやりなさい」

とアドバイスをくれたといいます。

 

この話のすごさのひとつはここにあります。

ぜんそくで苦しむ息子に声をかけるとき、「腕立て伏せをやりなさい」とはなかなか浮かびません。

想定外すぎるのです。

私にはムリです。

 

いやいやおい大丈夫か、とさえ思ってしまいました。

 

想像を絶するぜんそくの苦しさ

ぜんそくの苦しさは私も経験があります。

階段をのぼったり、自転車をこいだりすると死ぬほど苦しいのです。

向かい風なんか吹いているとなおさらです。

のどの奥がヒューヒュー鳴って、音ばかりで息が入ってきません。

 

夜の苦しさはことばでは表せません。

横になっても息ができないから疲れるだけ。

苦しすぎて眠ることもできません。

時間が過ぎて、発作が収まるのを待つしかないのです。

 

その苦しさと不安は言いようのないものです。

 

その苦しみの中にある自分の子どもに

 

胸を鍛えればいい。腕立て伏せを毎日10回やりなさい」

 

これは私には衝撃的すぎるひと言でした。

 

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bBearさんによる写真ACからの写真

 

「毎日10回、50年続けてますよ」

ドリカムの中村さんはお父さんのアドバイスに従って、毎日10回の腕立て伏せを始めました。

 

「いまも毎日やってますよ。もう50数年になります

 

この話のすごさの2つめです。

壮大なのです。

 

ラジオではほんの数秒で終わった話です。

聴いていた私は不意打ちをくらい、「え?」と思ってるうちにもう別の話題に移っていました。

 

ぜんそくと腕立て伏せの想定外の組み合わせに驚いて、頭の整理がつかないうちに「50数年」なのです。

脳の容量が追いつきません。

 

「食べる」「寝る」「起きる」以外では「顔を洗う」「歯をみがく」ぐらいではないでしょうか。50数年、毎日やる習慣なんて。

 

壮大すぎます。

 

かつ「10回」と「50年」という落差の大きさ。

そして時間の壮大さが、この話のすごさの2つめです。

 

ぜんそくは治りました

毎日10回の腕立て伏せで、気がつけばぜんそくは治っていたそうです。

 

ドリカム中村さんはぜんそくが治ったことをケロリと流しました。

 

私は、お父さんのシンプルすぎるアドバイスに驚かされ、次に「50年やってますよ」という中村さんの継続力に感動したわけです。

 

しかもそんなどエラいことをサラリと言ってしまう潔さ。

この潔さがこの話のすごさの3つめです。

 

親子の信頼関係

 

ぜんそくで苦しいなら胸を鍛えなさい。

 

で、何も疑わずにそれを50年以上続けるという気風のよさ。

 

山奥の清流のように清冽で清々しい光景ではないでしょうか。

 

ただその根底にあるのは、親子の暗黙の信頼関係なのでしょう。

 

こう考えるまでは無自覚だったけど、私がいちばん心を持っていかれたのは、ここの部分かもしれません。

 

父と子の暗黙の信頼関係

これがこの話の4つめのすごさです。

 

私にも息子がいるから、親の(もしかしたら何気ない)アドバイスを50年以上も忠実に守り続けるなんて、どれほどの信頼関係なんだろうと揺さぶられてしまうのです。

 

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bluemamaさんによる写真ACからの写真

  

人はいいわけの天才

「1日に腕立て伏せを10回やる」だけなら、だいたい誰でもできると思います。

 

ところがそれを50数年継続するとなると、なかなかできることではありません。

 

人はどうしても、やらなくていい理由を探してしまいます。

「やらないいいわけ」ですね。

 

誰でも「苦痛回避」にかけては天才なのです。

面倒くさいことは避ける。

避けるためのいいわけは際限なく浮かびます。

 

習慣にすればいい

 

いいわけを考えずに50年続けるには、相当な精神力と潔さが必要なんだと思います。

 

一流の人が一般人とは異なる所以なのでしょう。

 

たった10回でも、習慣化して50年続けると人生は変わってしまうのですね。

 

常人は習慣にするまでに到らず、いいわけに負けてしまうのですね。

 

ドリカム中村さんは1日10回の腕立て伏せを続けたおかげでぜんそくを克服し、強い体を手に入れた。

腕立て伏せを始めていなければ、音楽の世界であそこまで行く体力は育まれなかったかもしれません。

 

そう考えると、お父さんのアドバイスは人生を変えたひと言だったのでしょう。

 

この話が忘れられない本当の理由

 

最後にひとつ。

 

ドリカム中村さんのお父さんがこの放送を聞いていたら、どんなに幸せを感じられたことでしょう。

ご健在がどうかも存じ上げませんが。

 

私なら、それだけで自分が生きてきた意味がある、と感じてしまうはずです。

自分の子どもとそこまでの信頼関係が築かれていたことに、幸せを感じない親がいるでしょうか。

自分が言ったひと言を、50数年守り続けている息子の存在に、自分が生きた証や喜びを感じない父親がいるとは思えません。

 

あと、習慣にすれば人生は勝ち、みたいな教訓も今さらながら手に入れた次第です。

 

本日は当ブログをお読みいただきありがとうございました。