しゃべりーなサイ

ひとり旅の話、昔のこと、最近のこと、たまに勉強の話もひとりごと。ああ諸行無常。

英語の勉強のしかたゆるエッセイ(3)【長スパン系】

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 英語のとっかかりは小学4年で習うローマ字だった

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このブログは、英語を話せるようになりたい人や子どもに英語を話せるようになってほしいと願う保護者さんに向けて書いています。
参考にしていただければ幸いです。


前回のシリーズ第2回は、英語とのファーストコンタクト、ローマ字を習った話でした。
今回はそのつづき第3回です。
 

  

ローマ字書けて調子に乗る


あとで思うとローマ字の先には英語があって、英語の先には未知の海外が広がっていた。
ン十年も前の話だ。

シリーズ(2)はこちら

www.chuueigo.com

 

英語学習の小さな一歩

小学4年生がローマ字を習っただけににすぎないけれど

とにもかくにも英語学習への小さな一歩を踏み出した。


子どもながら、かすかに将来に通じるナニかに触れた気はしていた。

 

 

思い出は勉強より音と香り


とはいえ、家庭教師の先生に教えてもらったのは3日だけ。
初日にローマ字のしくみを説明してもらった時間は10分ほど。
あとは夏休みの宿題の漢字を少し。それと絵日記を見て(実は書いて)もらった。

2日目は、「今朝はアイナメを釣って泳いだ」などとローマ字で書いて喜んでいた。


外ではクマゼミが鳴き、キジバトは悪い夢を見ているときのイビキのような声で鳴いていた。


先生の口からはアメちゃんの甘い香りと、カラコロとアメが歯に当たるやさしい音がもれていた。


3日目になってようやく緊張も解け、慣れてきたと思ったら家庭教師最終日だった。


3日間の勉強が、この先どんな意味を持つのかわかりもしないまま、人生最初で最後の家庭教師に「さようなら」を言う。

 


小さな大会の大きな勲章

夏休みが明けると学校恒例の「日焼けコンテスト」でしっかり表彰された。
「釣ったさかなの数コンテスト」があっても賞状もらってたと思う。


国語の授業で、ローマ字をどれだけ早く書けるかみたいな大会があった。
小学生は大会が好きだ。とてもはりきった。


結果、生まれて初めて勉強で人に負けない点をとった。
日焼けコンテストといい、ローマ字絶好調といい、さかなの数幻想のチャンピオンといい、なんだか人生が好転しかけたような気分になった。


というのはウソだけど、子どもだったからローマ字いちばんより真っ黒いちばんの方が勲章だった。
触れると崩れる砂山のような小さな小さなお山の大将だ。


ただ、勉強で自信みたいなものを感じたのは本当で、ちょっとだけ鼻息荒く前向きに授業を受けたりした。


外国の文字をスラスラ書けることがうれしくて、日記でも何でもローマ字で書く。
そんな子は周囲にも多かったと思う。


ただ、この時はまだ「字」だけで、英語の「え」の字も知らなかった。

 

 
豊かではなかったけれど

周囲の熱心で裕福な家庭の子は英会話塾に通ったりしていたけど、私にはやっぱりそこは手の届かないフィクションの領域だった。

社宅の同級生は小学校の卒業とともにまた引っ越していった。

それ以来1度も会うことはない。

ときどき思うのは、彼は英語得意になっただろうかということ。

海が見える畳の部屋と甘いフルーツキャンディーの香りが、英語にまつわる最初の記憶として残っている。

次、シリーズ第4回につづきます。
本日はしゃべりーなサイブログをご覧いただきありがとうございました。